パンク農民ナカムラの名盤紹介!The Jam「In The City」

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音楽

パンク農民ナカムラの名盤紹介!The Jam「In The City」

 

今日もかっこいいロックをお探しですね!パンク農民ナカムラです。

The Jamというバンドをご存知ですか?
パンクが燃え上がっている1977年にレコードデビューし、現在も世界中で愛されるバンドです。

パンク聴きながら野良仕事、農民ナカムラがThe Jamを紹介いたします。

The Jam

The Jamは1972年、ロンドンから車で1時間ほどの郊外の小さな町ウォーキングで、ポール・ウェラーを中心に結成されました。ギターデュオや4人組の時期を経て、3人編成に落ち着きます。パーティーなどで演奏しながら、腕を磨いていくThe Jam。

あるとき、ポール・ウェラーは列車に乗ってあこがれの街、ロンドンに旅に出ました。

その日、セックス・ピストルズのライブを観ます。モッズだったポールに何より重要だったのは、彼らがポールの愛するスモール・フェイセズの「ホワッチャ・ゴナ・ドゥ・アバウト・イット」をプレイしたことでした。

スモール・フェイセズ

ピストルズのヴァージョン・・

ポールはピストルズの「知るもんか・クソッタレ」的なアプローチを愛し、自分に何ができるかを最初に垣間見せたピストルズを決して忘れなかったそうです。

In The City

その後、バンドはポリドールレコードと6000ポンドで契約します。クラッシュは12万ポンド、ピストルズは4000万ポンドで契約していたので、少しプライドが傷ついたそうですが・・・

契約が決まった話を聞いたとき、ポールは全然驚いた素振りを見せず「嬉しくないの?」とたずねる友人に「引き出しの裏から昔のザ・フーのバッジが見つかったときのほうが嬉しかった」と答えたそうです。さすがですね・・・

1977年4月29日、デビューシングル「In The City」が発表されます。

そして1977年5月6日、1stアルバム「In The City」が発表されます。このアルバムは11日で完成したそうですが、ポール・ウェラーは完成したアルバムに不満でした。

「どっちつかずで、嘘っぽく聞こえた。多分、僕がパンクとモッズの間で宙ぶらりんになっていたせいだろうしばらくするとそのブレンドがひとつの個性になってジャム・サウンドと呼ばれるようになったと思うんだけど。ファーストは、その2つの間に落っこちてる感じだった」

[In The City]

1. Art school 芸術学校

2. I’ve changed my address 住所変更

3. Slow down スロー・ダウン

4. I got by in time 時に追われて

5. Away from the numbers 気ままに

6. Batman バットマンのテーマ

7. In the city イン・ザ・シティ

8. Sounds from the street 都会の音楽

9. Non stop dancing ノン・ストップ・ダンシング

10. Time for truth 今度こそ本当

11. Takin’ my love テイキング・マイ・ラヴ

12. Bricks and Motar 煉瓦とモルタル

 

ポールは不満だったようですが・・・

1の「Art school」のオープニングのメタリックなギターのサウンド!ぶっ倒れそうです!!エネルギーと勢いに満ちたこのアルバムは、ピストルズやクラッシュの1stアルバムと比べても音も演奏もしっかりしています。パンクです!

「I got by in time」ぼくはこの曲が大好きです!ポール・ウェラーの書く歌詞は、どの曲もリアルです。架空の物語かもしれませんが、物凄くリアルです。リアルな物語があります。

スーツを着て演奏すること、伝統のロックを大切にしていたこと、安全ピンを付けなかったこと・・いろんな理由でThe Jamのことを気に入らなかったパンクスも多かったそうですが、曲とレコードの良さ、エネルギッシュなライブでファンを増やしていきます。

20歳前のポール・ウェラーのしわがれた声…やりたいことを叩きつけた、乱暴で若くて未完成な、
ある意味完成されたアルバム。

ぜひ聴いてみてくださいね!最後まで読んでいただきありがとうございました!

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モッズ・リヴァイバルのバンドは、Jamだけではありません!

The Chordsも聞いてみてください。

パンク農民ナカムラの名盤紹介!The Chords「So Far Away」!

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